■『UROBOROS』という壮大なプロジェクト始動
『UROBOROS』、このプロジェクトは、2008年11月、7枚目となるオリジナル・アルバム『UROBOROS』が世界17ヵ国で発売されたところから始まった。
『UROBOROS』、このプロジェクトは、2008年11月、7枚目となるオリジナル・アルバム『UROBOROS』が世界17ヵ国で発売されたところから始まった。
一切の妥協を排して徹底的に追求された彼らの音楽や世界観が見事なまでに体現され、自他共に史上最高傑作と認める本アルバムは、DIR EN GREYの1つの到達点であると言えるであろう。この圧倒的な作品の世界観を徹底的に突き詰めて体現したライヴが、2008年12月29日、大阪城ホールにて8,000人を超えるオーディエンスを前に実施された。それは『UROBOROS -breathing-』というライヴのタイトル通り、アルバムという形で産み落とされた『UROBOROS』という巨大な1つの生命体が呼吸を始めた瞬間であった。
■海外でホンモノの支持を得る日本唯一のバンド
この『UROBOROS』を引っさげて翌年1月、海外へと進出していく。世界で最も売れているロックの週刊誌『KERRANG!』の主催によるパッケージ・ツアー(イギリス/アイルランドでの全15公演)へ参戦した彼ら。ツアー最終日にあたるロンドン公演は残念ながら中止になってしまったが、その他の公演は平均2,000人収容規模の会場で、ほぼすべてがソールド・アウトかそれに近い状況であったという。
また、京は『KERRANG!』の表紙にも登場。DIR EN GREYは過去にドイツなどの音楽誌の表紙を飾ったことがあるものの、イギリスの雑誌に登場するのは初。また『KERRANG!』誌の30年に及ぶ長い歴史の中で、日本のバンドが表紙を飾ったのも史上初であった。
■日本武道館2Daysまでの軌跡
帰国した2月には、いよいよ日本国内でのツアー『TOUR09 FEAST OF V SENSES』がスタート。ステージとの距離、音圧、さらには匂いまで、体感できるものが全く異なってくる数百人規模のライヴハウス公演も敢行したこの“五感の饗宴”ツアーは、3ヶ月続き約30,000人を動員。夏には2009年2回目となる国内ツアー『TOUR09 ALL VISIBLE THINGS』も敢行し、こちらは1ヶ月足らずのスケジュールであったが18,000人を動員した。
2009年、国内/国外で消化されてきたライヴは、海外でのフェス出演なども含め全96公演に及んだ。また、同年12月にはニュー・シングル「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」も発表している。そんな濃密な1年を終え、2010年1月、日本武道館2Days公演『UROBOROS -with the proof in the name of living...-』が開催された。2008年12月の大阪城ホール公演で始まり、いよいよ完結編を迎えることもあって、日本武道館2Daysのチケットは発売後わずか15分間でソールド・アウトし、動員数は16,000人を記録した。
海外公演も含む1年間のツアーを経て、さらに進化/深化を見せてくれたその2日間のライヴは、アルバムの1曲目でもある「SA BIR」のオープニングSEに導かれながらM-2「VINUSHKA」で第一夜の幕を開け、「VINUSHKA」~「SA BIR」で第二夜のアンコールを終了するというセットリストで、まさにUROBOROSの永続性を象徴し、すなわちバンドのこれからの意思をも現しているようであった。
また、この武道館2Daysを収めたドキュメンタリー映画『劇場版DIR EN GREY -UROBOROS-』も制作された。いわゆるドキュメンタリーに多くある余計な演出を一切排して撮影したからこそ、集大成的ライヴに向かう彼らの空気感までを収め、武道館2Daysの表面だけでなく、この日までの過程をも想起させることに成功した――すなわち『UROBOROS』プロジェクトを見事に映像化したと言えよう。この映画は、9月17日(土)よりシアターN 渋谷にてリバイバル上映されることが決定している。
帰国した2月には、いよいよ日本国内でのツアー『TOUR09 FEAST OF V SENSES』がスタート。ステージとの距離、音圧、さらには匂いまで、体感できるものが全く異なってくる数百人規模のライヴハウス公演も敢行したこの“五感の饗宴”ツアーは、3ヶ月続き約30,000人を動員。夏には2009年2回目となる国内ツアー『TOUR09 ALL VISIBLE THINGS』も敢行し、こちらは1ヶ月足らずのスケジュールであったが18,000人を動員した。
2009年、国内/国外で消化されてきたライヴは、海外でのフェス出演なども含め全96公演に及んだ。また、同年12月にはニュー・シングル「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」も発表している。そんな濃密な1年を終え、2010年1月、日本武道館2Days公演『UROBOROS -with the proof in the name of living...-』が開催された。2008年12月の大阪城ホール公演で始まり、いよいよ完結編を迎えることもあって、日本武道館2Daysのチケットは発売後わずか15分間でソールド・アウトし、動員数は16,000人を記録した。
海外公演も含む1年間のツアーを経て、さらに進化/深化を見せてくれたその2日間のライヴは、アルバムの1曲目でもある「SA BIR」のオープニングSEに導かれながらM-2「VINUSHKA」で第一夜の幕を開け、「VINUSHKA」~「SA BIR」で第二夜のアンコールを終了するというセットリストで、まさにUROBOROSの永続性を象徴し、すなわちバンドのこれからの意思をも現しているようであった。
また、この武道館2Daysを収めたドキュメンタリー映画『劇場版DIR EN GREY -UROBOROS-』も制作された。いわゆるドキュメンタリーに多くある余計な演出を一切排して撮影したからこそ、集大成的ライヴに向かう彼らの空気感までを収め、武道館2Daysの表面だけでなく、この日までの過程をも想起させることに成功した――すなわち『UROBOROS』プロジェクトを見事に映像化したと言えよう。この映画は、9月17日(土)よりシアターN 渋谷にてリバイバル上映されることが決定している。
■終りなき壮大なプロジェクト『UROBOROS』
その後、2011年8月にニュー・アルバム『DUM SPIRO SPERO』が発表され、新たな展開を待っていたところ、なんと2012年1月に『UROBOROS[Remastered & Expanded]』と『UROBOROS -with the proof in the name of living...- AT NIPPON BUDOKAN [Blu-ray] Extended cut』(既発作品のBlu-ray版)の2作品同時リリース、さらには大阪城ホール『UROBOROS -that's where the truth is-』での公演開催が発表されたのである。
アルバム『UROBOROS』の音源を、当時とは異なるエンジニアの起用によって新たなミキシングとマスタリングの行程を経た『UROBOROS[Remastered & Expanded]』。アルバム発表から1年に及ぶツアーを経て進化した『UROBOROS』を、現在の彼らの基準で改めて体現したものということになるだろう。そして、その進化した『UROBOROS』を体現する、1月22日(土)に開催される大阪城ホール公演『UROBOROS -that's where the truth is-』。
さらなる進化を遂げたUROBOROSは一体どんなものなのか? 「真実は此処にある」というタイトルは一体何を意味するのか? この巨大プロジェクトのスタート場所となった大阪城ホールに戻ってきたUROBOROSは一体どんな姿で帰ってくるのか? 果たしてここで完結するのか? 始まりは終わりであり、終わりはまた始まりである。永劫回帰、輪廻転生、死と再生、創造と破壊…。刮目して見届けよ!
【公演情報】
『UROBOROS -that's where the truth is-』
2012年1月22日(日)大阪城ホール
[問]サウンドクリエーター 06-6357-4400
チケット一般発売:2011年11月6日(日)
【映画情報】
『劇場版DIR EN GREY -UROBOROS-』
2011年9月17日(土)シアターN渋谷
前売鑑賞券 発売中
その後、2011年8月にニュー・アルバム『DUM SPIRO SPERO』が発表され、新たな展開を待っていたところ、なんと2012年1月に『UROBOROS[Remastered & Expanded]』と『UROBOROS -with the proof in the name of living...- AT NIPPON BUDOKAN [Blu-ray] Extended cut』(既発作品のBlu-ray版)の2作品同時リリース、さらには大阪城ホール『UROBOROS -that's where the truth is-』での公演開催が発表されたのである。
アルバム『UROBOROS』の音源を、当時とは異なるエンジニアの起用によって新たなミキシングとマスタリングの行程を経た『UROBOROS[Remastered & Expanded]』。アルバム発表から1年に及ぶツアーを経て進化した『UROBOROS』を、現在の彼らの基準で改めて体現したものということになるだろう。そして、その進化した『UROBOROS』を体現する、1月22日(土)に開催される大阪城ホール公演『UROBOROS -that's where the truth is-』。
さらなる進化を遂げたUROBOROSは一体どんなものなのか? 「真実は此処にある」というタイトルは一体何を意味するのか? この巨大プロジェクトのスタート場所となった大阪城ホールに戻ってきたUROBOROSは一体どんな姿で帰ってくるのか? 果たしてここで完結するのか? 始まりは終わりであり、終わりはまた始まりである。永劫回帰、輪廻転生、死と再生、創造と破壊…。刮目して見届けよ!
【公演情報】
『UROBOROS -that's where the truth is-』
2012年1月22日(日)大阪城ホール
[問]サウンドクリエーター 06-6357-4400
チケット一般発売:2011年11月6日(日)
【映画情報】
『劇場版DIR EN GREY -UROBOROS-』
2011年9月17日(土)シアターN渋谷
前売鑑賞券 発売中
Source From:http://nmn.nifty.com/cs/catalog/nmn_topics/catalog_110909064129_1.htm
編按:
原文是被歸在JPOP底下讓我覺得有些不爽(ーー゛) 不過看在他們內容這麼抬舉DIR的份上就算了XDD
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